偽りΩは運命に啼く&アンパーフェクト・ティーチャー 2冊同時発売記念 小夏うみれ先生インタビューページ

インタビュー

ペンネームに由来がありましたら、教えてください。

海が好きだったので、「海」が入っていて検索しても他人と被らない名前にしました。デビュー作は「なつのうみ」というペンネームでしたが2作目から改名しています。

今作は、どのようなきっかけで生まれたのでしょうか?

アンパフェは2019年に他社から発行した作品の新装版なので昔の記憶になりますが、当時は年下攻め×先生受けが好きだったのと、塾講師に少し関わりがあったので考えました。

もっとこうすればよかったなと悔いや反省が残っていた作品だったのですが、drapさんからアンパフェを見たとお声掛けいただき、紆余曲折あって再出版させていただきました。
あとがきにも再出版の経緯を書いているのでよかったら読んでみてください。

今作は、どんな物語でしょうか?

新人塾講師×人気講師の襲い受けです。
今見るとセリフも絵も青臭い上に塾で何してんだとツッコミどころ満載です…笑

今作の読みどころやお好きなシーンのご紹介をお願いします。

描き下ろしをぜひ読んで頂きたいです!
スパダリに成長した攻めが受けを甘やかしたり、独占欲で翻弄したりしています。ずっと描きたかった内容なので作画にもすごく力を入れました。
今回描き下ろしを描けたことで、攻めのスパダリまでの成長物語として自分の中でも完結させられた気がします。

メインキャラクターは、どんな二人(攻めと受け)ですか? 

松山祐司(攻め)…新人講師で頑張り屋。設楽に振り回されつつ成長し、数年後は設楽もびっ くりのスパダリに成長します!笑
設楽燈(受け)…いつもニコニコしていて掴みどころがない人気講師。昔の後悔が原因で虚勢を張っています。

各キャラクターの個性も読みどころの一つだと思います。
彼らのスタイルに、テーマやこだわりがありましたら、教えてください。
(服装・持ち物・ヘアスタイルなど)

設楽はベスト+カフェラテをキャラの小道具としていつも持たせていました。
松山は連載中はボサボサ頭からヘアセットさせてきちんと感を出し、描き下ろしで髪を伸して色気を追加しました。

苦労された点や楽しかった点はどんなところでしょうか?

描き下ろしのスパダリムーブする松山を描くのが楽しすぎました。

先生の中で、連載当初と回を重ねるうちにキャラクターやプロットに変化や発見がありましたか?

当時と今では攻めのキャラが自分の中ですごく変わりました。昔は受けに振り回される少し頼りない攻めが好きだったのですが、今はかっこいい攻めが好きです。読者様にも松山がかっこよくなったと思ってもらいたいです。

BL作品を描かれる際に、ここが好き!外せない!など特に意識されていることがありますか?

目や髪の毛を描くのと効果トーンや花を散らして華やかな画面にするのが好きです。
ただBLではうるさすぎないように気持ち控えめにしています。

執筆中のエピソードや裏話などがありましたら、お聞かせください。

数年前HDDが破損し、元の原稿データが飛んでいるので修正作業が大変でした…笑
あとは描き下ろしに過去作のキャラを何人か登場させているので探してもらえると嬉しいです。

今回2冊同時発売ということで発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?

まさか数年前の作品を出し直せるなんて奇跡すぎて嘘みたいです。drap編集部さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

読者様にメッセージをお願いいたします。

表紙も描き下ろしも、あの頃はできなかった「かっこいい攻め」を意識しつつ、とても楽しく描かせていただきました。
かつて読んで下さった方も楽しめるような内容を心掛けたので、『偽りΩは運命に啼く』と2冊合わせて、沢山の方に読んでいただけると嬉しいです!

アンパーフェクト・ティーチャー

著:小夏うみれ 

コアマガジン/drapコミックスDX

発売日:2025年08月01日

STORY

俺のことだけ考えて誰にも触らせないで
成長したふたりの極あまエロ漫画♥♥♥新たな描き下ろし漫画収録!!

東城アカデミーの新人講師、松山が強い憧れを抱く人物。
それは《神講師》と謳われ、指導内容のみならず、容姿・性格・立ち振る舞い────すべてが完璧で、絶大な人気を誇る設楽先生だ。
そんなある日、設楽が生徒とイケナイことをしているのを目撃する。
「今日から君は僕の下僕です」と悪びれる様子のない設楽に、逆に口止めとして襲われ、えっちな身体でご奉仕されちゃって……!?
真面目な年下攻×ワケあり襲い受♥

特典情報

有償特典アクリルコースター

商品ページはこちら

※特典はなくなり次第終了となります。
※商品ページに記載がある特典はお付けします。

帯入れ込みイメージ

インタビュー

ペンネームに由来がありましたら、教えてください。

アンパフェのインタビューでも回答しましたが、デビュー作は「なつのうみ」というペンネームでしたが2作目から変更しています。
海が好きだったので他人と被らない海が入った名前を考えました。別名義との兼合いでこちらには必ず海を入れたかったというのもあります。

今作は、どのようなきっかけで生まれたのでしょうか?

担当さんと相談し、財閥や御曹司など昼ドラ設定のようなオメガバースをテーマに考えました。
話数が足らなかったのですが本当は婚約者からの略奪も入れたかったです笑

創作に入られる際、タイトルとプロットは、どちらを先にお決めになりますか?

プロットです。タイトルは考えるのが苦手なので候補を出しまくって最後の最後で担当さんとギリギリで決めます。

今作は、どんな物語でしょうか?

優秀なαのはずの受けが攻めとの出会いでヒートを起こしてしまう話です。αが通うヴェルト学院で優秀な成績を収める製薬会社の御曹司・汐音。αとしての重圧に悩まされながら日々を送る彼の元に、強い瞳を持った編入生・朔夜が現れる。朔夜の視線に違和感を感じつつ学園を案内している最中、突然ヒートを起こしてしまい…という内容です。

主要なキャラクターの誕生秘話やキャラ設定への思い入れなどをお聞かせください。
(名前の由来なども、お聞かせいただけますと嬉しいです)

キャラの名前は響き重視で決めました。朔夜の苗字は攻め力を出したくて帝王の「帝」を「御門」に漢字を変えたものです。
また途中で出てくる「マレア製薬」がなぜマレアなのか、よかったら意味を読後に検索してみてください。

メインカップルのご紹介と彼らを描く上で、大切にされたことや、こだわられたことがありますか?

寡黙な攻めを描くのが初めてだったので、セリフが少ない代わりに朔夜の目力を特に意識していました。
3話で興奮したαから汐音を助ける際に「さっさと失せろ」というシーンがあるのですが、目で殺す!と念じながら描きました笑。担当さんにかっこいいと褒めていただけて嬉しかったです。

メインキャラクターは、どんな二人(攻めと受け)ですか? 

御門朔夜(攻め)…編入試験を満点で突破した謎多き編入生。汐音に異常な執着を見せる。実は学生以外の身分を持っている…?
神園汐音(受け)…両親に過度な期待を背負わされた製薬企業の御曹司。常に努力しているが満たされることはなく孤独。

苦労された点や楽しかった点はどんなところでしょうか?

雑誌連載は久々でしたが、電子と違いページ数の規定が厳しいのが大変でした。ちなみに毎話扉に「超絶エロス×オメガバース」って言葉が載っていてなんだろう…と思っていたら編集部さんがつけて下さった作品キャッチコピーだったのが面白かったです。
また同時期にファンタジーBLを連載していたせいか、パーティーシーンで汐音の父親の口調が中世貴族みたいな言い回しになってると担当さんに突っ込まれました笑

BL作品を描かれる際に、ここが好き!外せない!など特に意識されていることがありますか?

全体プロット作成時にキャラの気持ちが話数を追うごとにちゃんと変化をしているかを重視しています。あと伏線を回収できた時は気持ちいいです。

執筆中のエピソードや裏話などがありましたら、お聞かせください。

コミックスのあとがきにも載せましたが、『星の聖人』という男の聖女が追放されるファンタジーBLも同時連載していたのでとにかく忙しく、ここ数年原稿以外の記憶がほぼないです…なぜ倒れなかったのか不思議です笑
2026年は休暇を取って1週間何もせず海を眺める旅をしたいと思ってます。

癒しのアイテムや気分転換の方法、またハマっていることなどがおありですか?

読者様からの感想が一番癒しと気分転換です。
特に今回の連載は忙しすぎて何度も挫けそうになったので、お手紙、SNS、本誌アンケートのコメントで命が救われていました…本当にありがとうございます。

今後の作品でチャレンジしたいテーマやモチーフはありますか?

実はこの作品とどちらを連載するか最後まで迷った溺愛ファンタジーネタがあります。そちらは話数が足らなくて諦めたので、いつか挑戦したいです。

読者様にメッセージをお願いいたします。

連載はずっとしていましたが、コミックスは約2年ぶりの発売になります。
今回は初めての寡黙攻め+オメガバースに挑戦しました。
2冊同時発売の「アンパーフェクト・ティーチャー」と合わせてコミックスや特典で50P以上描き下ろしたので、ぜひ両方楽しんでいただけると嬉しいです!

偽りΩは運命に啼く

著:小夏うみれ 

コアマガジン/drapコミックスDX

発売日:2025年08月01日

STORY

お前は俺だけのΩだ
超絶エロス×オメガバース
──小夏うみれ、2冊同時刊行!!

“汐音の身体は俺を──αを求めてる”
優秀なαだけが通う資格を与えられる特別なα養成機関《ヴェルト学院》。
その首席である神園汐音は、周りから与えられる賞賛とは裏腹に、“完璧なα”であることへの重圧でストレスを抱えていた。
常に頭痛薬を服用し自身を偽りながら学院生活を送っていたある日、桁違いのオーラを放つα・御門朔夜が編入してくる。
朔夜の強い視線に落ち着かない汐音は、彼との接触によって突如Ωのような症状を発症してしまった!
気付くと朔夜に組み敷かれ、快楽に溺れている自身がいて…?

特典情報

有償特典アクリルコースター

商品ページはこちら

※特典はなくなり次第終了となります。
※商品ページに記載がある特典はお付けします。

2冊同時購入特典!

コミコミ特典描き下ろし8P小冊子

商品ページはこちら

※特典はなくなり次第終了となります。
※商品ページに記載がある特典はお付けします。

©︎小夏うみれ/コアマガジン drap

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