朝までヤリ潰すけど、覚悟できてんだよな？

藤崎咲、母親は水商売・父親は顔すら知らない、貧乏で授業料も払えない家庭育ち。
さっきまでただの学生だった俺は、母親が借金300万円残して蒸発したせいで、ヤクザに捕まってしまった。
俺に突き付けられた選択肢は三つ。
マグロ漁船に乗るか、臓器を売るか、若頭城島一巳の愛玩道具になるか―――…。
そして、俺はやむなく若頭の愛玩道具になったのだが!?

俺は一巳だけなのに…一巳も同じじゃなきゃヤダ

振り回されながらもヤクザの若頭である一巳にほだされつつある咲。
しかし、一巳との関係は一過性のものだという現実を目の当たりにすると、事務所を飛び出してしまう。
突き放してしまった咲を一巳は追いかけられずにいたが、そこへ咲と同じ容姿の青年が事故に遭ったと聞いて居ても立っても居られなくなり―― ？