STORY
体が大きいのに小心者な文官公爵×
超マイペースだけど口達者な侯爵家の末っ子
冷遇結婚生活の中で出会った二人は…!?
裕福な侯爵家の三男として生まれ、家業に関わらず自由に生きてきたノエルは、何事にもマイペースな様子を心配する親の勧めで、初対面の相手と結婚式をあげた。
だがその旦那様はノエルの持参金が目当てで、妻としての立場も与えらず、屋敷内の出歩きを禁止されるが……。
「『屋敷内を歩き回るな』とは言われたけど、『屋敷の外に出るな』とは言われてないからね~!」
以来、本来の仕事である≪オーレローラ国≫の絵本の翻訳をして離婚資金を貯めるため、毎日こっそり屋敷を抜け出し、城下町の王立図書館に入り浸っていた。
そんなある日、強靭な体に反し小心者の文官・ベルンハルトと図書館で出会う。
すっかり懐かれてしまった彼に身の上を話し、旦那様との離婚計画を漏らすと「君の離婚に手を貸す代わりに、オーレローラの言葉を教えてくれ」と迫られ、彼が長官を勤める外務省庁で働くことになってしまい……!?
Web掲載から加筆修正&書き下ろしも収録した、大ボリュームの1冊です!
出版社様コメント
BLだってざまあ展開が見たい!
そう思ったことはありませんか?
「皮肉屋でマイペースな令息は冷遇されても気にしない」はタイトルのとおり、初対面の旦那様に愛人がいて冷遇されてもなんのその、むしろ彼らに一泡吹かせてやろうという、逞しさあふれるノエルのお話です。
更に注目は、二人の超凸凹体格差故に描かれる萌えのシチュエーション!
甘々保障のざまあBL、ぜひお手にとってご覧ください。