新世界の血族、始まりの血族などの候補がありましたが、担当さんの出してくれた始祖の血族に落ち着きました。

タイトルはぎりぎりまで決まらないことが多いです。プロットはシリーズものなら一冊目の段階でだいたいの流れはできています。

私は戦闘シーンが好きなので、今回見開きでイラストが入りとっても嬉しいです。

最初は魔法学校できゃっきゃする話を書こうと思ったのですが、やっぱり闘う話が好きなのでこうなってしまいました。あまり当て馬というのが好きではなく、攻めと対立するキャラは強めに設定します。ジークフリート救済を求める声もあったのですが、入れられなくて申し訳なかったです。

特に参考にしているものはなく、凝ったものよりオーソドックスなものを入れるようにしています。

最初はレオンが攻めのつもりだったので、名前もメイン攻めっぽくしました。結局ノアに攻めチェンジしたので名前も変えようかと思ったのですが、ノア以外の名前がしっくりこず。ノアは奈良先生のキャララフを見てイメージがしっかり固まった感じです。
攻め系のキャラはかっこよく書くように心がけています。受けは攻めに合わせて考えます。ともかく攻めが大事！

アルフレッドですね。一番気合を入れて書いたせいか、主人公をじわじわ苦しめてしまい疎まれる結果に。あとアルビオンを書いているのは楽しいです。

ノアは真の貴族というイメージなので、素材とか仕立てにすごくうるさく、安っぽいものはお召しになりません。
マホロは何でもいいタイプなのですが、ノアといると着ているものに駄目だしされます。デートの時に着ているものが気に入らないとまず服屋に行って全部コーディネイトされるので、だんだんマホロのクローゼットはノアが買った服ばかりになるという。
ジークフリートはシックな服が好きでレオンはシンプルな服が好き。
オスカーは柄物とか好きそうです。

七冊も書かせてもらえると思っていなかったので、キャラがたくさん書けて嬉しかったです。メインキャラの変化はないですが、予想よりもマホロがあまり成長しなかったかも…。

かっこいいスキル高めの攻めが平凡もっさりした受けにメロメロになる設定が大好物です。

読後感は大切にしています。シリーズものなら次が気になるように。ラストは嫌な感じで終わらないように。あとえぐく書きすぎない。

転生もの書きたいです。

血族シリーズ完結しました。最後まで紙で出せてよかった～。読んでくれた読者様に感謝です！