『BLゲームの世界に転生した悪役令息は、グレてしまいました』発売記念 八重先生インタビュー

帯入れ込みイメージ

インタビュー

最新刊『BLゲームの世界に転生した悪役令息は、グレてしまいました』は、どんな物語でしょうか?
シリーズ続編でしたら、その辺りもチラリご紹介お願いします!

主人公ファニアが、自分が転生者であり、BLゲームの悪役令息であることに気づき、悪役令息になんかなるもんか、やってられるか!とグレてしまう物語です(残念ながら、本人はグレているつもりですが、周りからは微笑ましく見守られています)。
ファニアはBLゲームのストーリーに反発するのですが叶わず、ストーリー通りに攻略対象者のアルフレッド王子の婚約者にされてしまい、ゲームの呪縛からは逃れられないのかと悩みます。
実際は、ファニアは気づいていないだけで、ストーリーの上では嫌われるはずの婚約者のアルフレッドからは溺愛され、他の攻略対象者達からは幼馴染として総可愛がられされており、ストーリーは違ってきています。
そんなファニアの前に、なんと乙女ゲームのヒロインが現れ、ゲームのストーリーは混乱していきます。
恋人のアルフレッドとイチャイチャしつつ、幼馴染達とはワチャワチャ楽しく過ごしていたのですが、悪役令嬢の魔の手が伸びてきたり、アルフレッド王子の王位継承権を巡る争いに巻き込まれたりします。
基本はファニアとアルフレッドの甘々イチャイチャ、アンド時々サスペンス劇場?です。
ハッピーエンドは確約で、ファニアとアルフレッドのその後のお話まで、ちゃんと入っています。

bl転生挿絵_004

最新刊『BLゲームの世界に転生した悪役令息は、グレてしまいました』は、どのようなきっかけで生まれたのでしょうか?

ぜひ本を読んでいただきたいのですが、最後にどんでん返しがあります(ファニアがアルフレッドと別れようとする事件です)。
最初に、その話だけが頭にありました。
自分的には『これは面白い、どうにか話を作れないか』と書き始めました。
最後のどんでん返しを書くためだけに、10万文字書いたということです。
振り返ってみると、無謀以外の何ものでもないですね……。

創作に入られる際、タイトルとプロットは、どちらを先にお決めになりますか?

プロットは、まったく立てません。
本当に行き当たりばったりで物語を書いております。
何話か作って、そろそろ投稿しようかなぁと思った時に、タイトルが無いと駄目だよねぇとタイトルを決めます。
いい加減すぎて、ごめんなさい。

新作のタイトルは、どのようにお決めになりましたか? また、タイトルに込めた思いがおありでしたらお聞かせください。

タイトルを読者の方に読んでいただく時、あらすじを読まなくても、ある程度分かるようなタイトルにするようにしています。
おかげで長いタイトルになってしまい、出版の際は関係者の方々にお手間をかけてしまいました。

メインキャラクターは、どんな二人(攻めと受け)ですか?

主人公である、受けのファニアのキャラクターは、ポメラニアンです。
キャンキャン煩いくせに、抱っこしてもらうのが大好き! スキスキ大好きのくせに、自分がアルフレッドの足枷になるのじゃないかと、ちょっと後ろ向きな所もあります。
攻めのアルフレッドは、キラキラの完全無欠に近い王子様。キャラクターは黄金の狼です。
ファニアが大好き過ぎて、執着しています。黒い所もあり、非情な面も持ち合わせていますが、おかんなバイルアット(幼馴染)にはいつも負けてしまい、愛しいファニアを取り上げられてしまい、悔しがっています。

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メインカップルのご紹介と彼らを描く上で、大切にされたことや、こだわられたことがありますか?

メインカップルは、BLゲームでは悪役令息であるファニア(受け)と、攻略対象者であるアルフレッド第二王子様(攻め)です。
イチャイチャが基本です。
こだわりは、最初から最後まで安定のカップルで、一切の揺らぎが無いことです。
浮気も略奪もありません。
こだわりすぎて、色っぽいエピソードが無いから、お話が時々サスペンスになってしまったのでしょうね……。

新作の読みどころやお好きなシーンを教えてください。

BLゲームのストーリー(時には乙女ゲームも)や、アルフレッド王子の王位継承問題、ファニアの家庭の問題。
それらの全ての事柄が、どんでん返しへと続いていきます。
そして最後に大団円になります。

どんでん返しを見て貰って、”そうくるかぁ”と言って頂きたいです。
そのために頑張りました。

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八重先生の中で、ストーリーを重ねるうちにキャラクターやプロットに変化や発見がありましたか?

上記でも書きましたが、プロットを立てずに書き進めていますので、コロッコロと話は変わっていきました。
お話は8歳編、12歳編、16歳編と進んで行くのですが、特に16歳編の中ほどから、甘々ストーリーから少々サスペンスへと変化したと思います。
キャラクターでは、主人公ファニアの幼馴染のバイルアット君が”おかん”化してしまいました。
宗教家の子どもなので、主人公たちのイチャイチャに節度を求めすぎたのかもしれません。

blグレカバー表4イラスト

お気に入りのキャラクターや描き(動かし)やすい、または思い通りにならないなど、キャラクターで違いがありますか?

あまり登場しなかったのですが、イル、トロア、アーロはとても好きなキャラクターでした。
主人公ファニアの幼馴染であるゼルナイトの部下になります。ファニアの身辺警護のため、学園では同じ教室で、同級生をしています。
普段は軽口を叩いてファニアにうっとうしがられていますが、事が起きると最後まで弱音を吐かず、ファニアを一生懸命護ります。
もっと出したかったキャラ達でした。

執筆中のエピソードや裏話などはございますか?

ムーンライトノベルズという投稿サイトで発表していたのですが、厳しいご感想やご意見をいただくと凹む時がありまして、途中で真剣に止めようと思ったことがありました。
それでも、励ましのご感想をいただいたり、厳しいご意見に対して作者を擁護してくださったりと、温かいお言葉を沢山いただき、最後まで頑張ろうと思い、最終回まで進むことができました。
とても嬉しかったです。

BLで萌えるシチュエーションやお好きなキャラクター設定をお聞かせください。

自分の作品もそうですが、萌えるというか、ハッピーエンドが好きです。とにかく、ハッピーエンド以外は読まないようにしています。
物語に感情移入しすぎて、バッドエンドだった時はちょっと立ち直れないのです。
好きなキャラはスパダリ攻め様です。グイグイ行っていただきたいと思います。

作品を書かれる上で大切にされていることや心がけておられること、意識しておられることはありますか?

作者は分かっていても、読者様に通じないことにならないよう、説明文を入れるようにしています。ただ、くどくならないようにと注意しています。

今後の作品でチャレンジしたいテーマやモチーフはありますか?

Web(ムーンライトノベルズ)に、新しい物語を投稿しています。
『乙女ゲームの悪役令息でした。立派な悪役令息になってみせる! て、思っていたのに……なんで?』という、前作との丸被り感タップリのものです。
良ければ覗いてみてください。

前世やゲームの中の世界など、現実世界とは少し離れた物語を書いていますが、魔法や魔獣などというファンタジーなお話を書いたことがないので、チャレンジしてみたいです。
ただ、すごく難しいとは思います。

読者様にメッセージをお願いします。

はじめまして、八重と申します。
この度、リブレ様から『BLゲームの世界に転生した悪役令息は、グレてしまいました』を書籍化していただきました。とても嬉しいです。

甘々イチャイチャのハッピーエンドを目指しました。
そういうの好きだよ、と思われた方は、ぜひお手に取っていただければと思います。

これからも頑張って活動していこうと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

BLゲームの世界に転生した悪役令息は、
グレてしまいました

八重(イラスト: 奏ユミカ)

リブレ

発売日:2021年07月19日

BLゲームの世界に転生した悪役令息は、グレてしまいました

STORY

WEB発BLの大人気ノベルがついに書籍化‼

前世を思い出した公爵家嫡男の俺は、
この世界がBLゲームの世界だと知ってしまう。
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©️八重・奏ユミカ/リブレ

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