「この身体、気が済むまでお前の好きにしていいぞ」

同人漫画家の笹野 玲ささの れいは褐色男子のBL同人誌で人気作家になったものの、スランプの真っ只中にいた。
自分が理想とするエッチな筋肉が描けず思い悩んでいると、うっかり執筆用のタブレットまで壊してしまう。
結局、新刊を出せなかった玲だったが、同人イベントに参加すると石油王のコスプレをした一人の男が現れる。
新刊を出せなかったことを伝えると、ショックを受けた様子の彼はいきなり玲を連れ去り――!?