STORY
ねえ今日は、この前より長く一緒に居たいな。…なんて言えないけど
大学生の
諸事情で遠出した祖母に代わり、「条件」に当てはまる洋太に、とある客の家事代行をしてほしいのだという。
緊張しながら依頼主である音楽家・
祖母が戻るまで彼の家に通うことになった洋太は、作ったご飯を美味しく食べ、優しい言葉をかけてくれる沙月に会える日が少しずつ楽しみになっていく。
そんな彼の家で働く条件は、「絶対に俺のことを好きにならない人」で──
出版社様コメント
前作『カム トゥ ハンド』でデビューした世先生のセカンドコミックスは、音楽家×大学生のちょっと甘苦くて和らかな溺愛ラブです。祖母の代わりに音楽家の沙月の家で家事をすることになった洋太。沙月はマイペースで少し天然人たらしなところがある、優しい人でした。週に一回彼の家に通うことになった洋太が、沙月のために無意識のうちに料理のレパートリーを増やそうとしている健気さは、真面目で優しくてとても可愛いです! 沙月の家で働く「自分のことを好きにならない人」という条件はなぜ生まれたのか。そしてそれを守れなくなった時、洋太、そして沙月はどうするのか…。「彼」ともっと会いたくて、たくさん近くに居たい二人の、愛が溢れて心が温かくなる一冊です。