STORY
俺はさ、運命を感じちゃったわけ
おまえに人生捧げるしかないって——
マフィア組織に支配された無秩序な孤立都市。そんな街で生きるカイルは、いつかこの都市を出て本当の自由を手に入れることを夢見ていた。今は、6年前に気まぐれで助けたユアンとコンビを組んで「なんでも屋」を生業に日銭を稼いでいる。一方、相方のユアンはカイルのことが大好きらしく、『自分の身も心も全部カイルのものだ』と、ことあるごとにアピールしては世話をやいてくる。でも、飄々としているユアンはどこか胡散臭く、何より、一緒に暮らしていてもカイルはユアンのことをほとんど知らなくて…?