【恵庭先生】 主人公は奴隷から王様になった少年です。攻めの青の王も同じく王様ですが、支配的な性格のために序盤では主人公のセージにとても嫌われています。セージが成長して強くなっていくことで、段々とふたりの力関係が変わっていく過程を楽しんでもらえるとうれしいです。

【絵歩先生】 青の王はセージの過去と現在がつながるのを待ち続けていたので、それまで表情や行動でも あまり心の内側を見せなかったのですが、36話でセージへの思いを露わにしたあとは、 気持ちが伝わるような表情（42話の笑顔など）も入れていくようにしています。 思い合ったりぶつかり合ったり、魅力的な二人だなあと思っています。

【恵庭先生】 書きやすいのはウィロウです。シリアスな展開が続くと息抜きがほしくなるので、元気がよくて悩まない性格は重宝しました。

【絵歩先生】 みんな好きなので決められません…！描いてて楽しいのはセージとウィロウです。

【恵庭先生】 書籍化していただいたことはもちろんうれしかったのですが、一番の思い出はコミカライズの1話目を読ませていただいた時です。キャラクターがまるで動いているかのような衝撃と感激は忘れられません。

【絵歩先生】印象に残るというか、いつも思っていることなんですが… コミカライズ連載の各話の区切りは、恵庭先生と編集さんが決めてくださっているのですが、 いつも気になるところで「次回につづく」になっているなあと、プロットを拝見するたび思っています。 10年の長期連載でも毎回山場があるので、ストーリーの力がともかくすごいなと毎話感動してます。

【恵庭先生】10年、という響きにおどろいています。長い間、応援してくださってありがとうございます。これからも読者様と一緒に、コミカライズの続きを楽しみたいと思います。

【絵歩先生】10年間、５人の王と出逢ってくださり、応援してくださり、本当に本当にありがとうございます！ 今後ともこの物語を愛していただけたら嬉しいです。

【恵庭先生】 本名に少し近い、あまり人っぽくない名前にしたくて恵庭にしました。あとから北海道の地名だと知って自画像にもしましたが、訪れたこともない土地なのにいいのかなと、たまに不安になります。

【絵歩先生】パソコンで絵を描きはじめたころ、創作イラストを描く人たちが集まる掲示板に入るため 適当に作ったハンドルネームなので、由来は特にありません。そのまま使い続けてペンネームにしました。

【恵庭先生】可愛い袋の入浴剤を集めるのにハマっています。せっかくたくさん集めたのに、気にいると同じものを使ってしまうせいで、秋からずっと金木犀の香りに癒やされています。

【絵歩先生】朝、近所を散歩するようにしてます。

【恵庭先生】恋愛より優先しなくてはいけないものがあるシチュエーションが好きなので、好きなキャラクターも恋愛下手が多いです。

【絵歩先生】お互い思い合っているのに、様々な事情や立場があって思いっきり愛し合えない関係が好きです。 読んでてもどかしい…！切ない…！と苦しみながら、その状態に浴しているのが好きです。 （セージと青の王の関係もそうですね）

【恵庭先生】読んでくださる方に、少しでも共感してもらえるように心がけています。そのキャラクターをまるごと好きではないけれど、この気持ちだけは理解できる、と思ってもらえるような表現ができるように頑張りたいです。

【絵歩先生】ネームに時間をかけて作っています。 できる限りお話が伝わりやすいように相談させていただきながら調整を繰り返しつつ作っています。

【恵庭先生】 同じ世界観で違う主人公のお話を書けたらいいなと思っています！

【絵歩先生】私の場合、挿絵のお仕事やコミカライズのことになるのですが、 歴史物やファンタジーもまだまだ描きたいですし、現代物も興味があるので いろんな作品と出会えたらいいなあと願ってます。 創作漫画もお声掛けいただいてるので、生産力を上げて形にして行きたいです。