ヒグチアイとBL沼にハマりませんか?in コミコミスタジオ vol.3「夏」
2024/07/26
ヒグチアイとBL沼にハマりませんか?in コミコミスタジオ
vol.3「夏」
夏!これは紛れもなく夏!!!
…そういえば去年も梅雨前にそう思っていた気がする。
最近、夏来るの、早すぎない?
頼むよ。
きゃわいいい!って思って瞬時にポチった春服、一回も着れてない。
袖なしワンピースの横にダウンジャケットかかってる。
夏に対して弱くなって欲しいってんじゃないの。
春に、もうちょっと強くなってよ、って思ってるだけなの。
さて今回は「夏」をテーマに選んでみました。
夏、といえばやっぱり夏休みだったり文化祭だったり、祭りだったり。
学生がテーマになってるものが多かったですね。
一夏の恋…で終わらない“最後の恋”になるんでしょうか…。
そうであって欲しいと思う一読者であります。
それでは紹介していきましょう〜!
『今日、俺んち寄ってく? 高3の夏』
著:みーち
世の男子たちに聞きたい。
友達同士で“そういうこと”したことある?って。
(否、絶対聞けない。)
きっとそこには一生辿り着けない何かがあって、そこに勝手な期待を持ってしまう、それがBLなんです。 そう、触れられないからこその楽しみであるというか…。
THE妄想ですよ。
ただその、ちょっと唆されたからってノってきちゃうチョロさ、みたいなのはなんか身に覚えがあったりして。
学生特有の興味に対しての前のめり感だったり、売られた喧嘩にノっちゃう感は知ってる手触りなんですよね。
だから、よりリアリティーが増すわけです。
こちら「今日、俺んち寄ってく?」の続編です。
親友だった高校生2人がなんやかんやあって(1巻読んで!)恋人同士になるわけですが、高校三年生の夏って進路の話になってくるわけですよね。
自分の好きな人が、自分以外の何かを選ぶところを目撃するわけです。
どちらかを選んでいるわけじゃなくても、そう見えてしまう時期。
その選択に、2人の人間性が透けるんですよね。
そういうところを好きになったんだなってわかるんです。
この2人を心の底から応援してしまう、そんな作品です。
今もこの世界のどこかで楽しく暮らしてるんだろうなあ…。
『海辺のエトランゼ』
著:紀伊カンナ
はい、大好き!!!!!(大声)
何度も何度もいろんなところでご紹介しているのですが、やはり夏といえばこちらを紹介しないわけにはいかない、そんな作品です。もうね、海の匂いがしますよ。
わたしは海なし県の育ちなんですけど、祖父祖母の家が香川県にあって、よく瀬戸内海に行ってたんです。
そこの透き通る綺麗な海、とかじゃなくて、ちょっと濁ってて海の生き物の匂いがして、それがすごく好きだった。
リアルな手触りがある感じ。
悲しいことも、それがあったから幸せがあって、決して簡単じゃない現実をお互いの歩み寄りで手に入れるんです。
私たちのすぐそばにもありそうな生活が奇跡のようにここにあります。
会いたい人に会いたくなる。
ちゃんと言葉にしたい気持ちを確認する。丁寧に紡いでいきたいですよね。
続編の「春風のエトランゼ」もぜひ読んでくださいね
『海辺のエトランゼ』
著:紀伊カンナ祥伝社/onBLUEコミックス
発売日:2014年07月25日
「男が好きでもおかしくないよ」
そんなこと絶対叶わないと思ってた────。
年下フリーターとゲイ小説家のじれったいほど切ない恋。
3年前、2人は沖縄の離島の海辺で出会った。
小説家の卵でゲイの橋本駿(はしもとしゅん)は、物憂げに過ごす高校生・知花実央(ちばなみお)が気になりナンパめいた声をかける。
日に日に距離を縮めた2人だったが、実央は島を離れることに。
そして3年後、島に戻ってきた実央は「3年考えた。男でも駿が好き」と駿に迫る。
しかし駿はいざ実央と恋人同士に、となると1歩を踏み出せなくて──。
『冬知らずの恋』
著:夏野寛子
帯に「この恋は行き止まり—————— だと思ってた」との言葉…。
片思い、のその先も丁寧に描かれています。
ちゃんと、片思いに、想われることに、向き合ってくれるんですよね。その描写がほんとにありがてえんです。
そして夏野寛子先生の描く目を細める表情が本当に好き…。
下瞼の描き方なんでしょうか。とっても繊細で大好きです。
あとね、受けくんも攻めくんもどちらも色っぽい。
その色っぽさが湿度を孕んでいるのかも。
幼馴染と家が隣同士、ってわたし、経験したことがないんですよ。
学区が少し特殊で、近所の友達はみんな違う学校に通ってたんです。
だから、家が近くてずっと一緒に育っている、っていう幼馴染にすごく憧れがあるんですよね…。
でもだからこその居心地だったり、壊せない関係性を想像して苦しくなっちゃう。
飛び出してしまった本当の気持ちだけど、それも勇気だなあと少し羨ましく思うんですよね。
『冬知らずの恋』
著:夏野寛子祥伝社/onBlueコミックス
発売日:2017年08月25日
「この恋は行き止まり――――だと思ってた」
愁人(しゅうと)の5年間の片思いが、隣に住むいとこ・千紘(ちひろ)にバレたのはこの夏のことである。
千紘は暑い夜には涼しい愁人の部屋にやってきて、同じベッドに寝ていく。
愁人の気持ちも知らずに。
そんな夜を繰り返し、魔が差した愁人は寝ている千紘にキスをするが、目覚めた彼に恋心ごとバレてしまう。
愁人は「今までと同じ関係を」と頼むが、千紘の視線は徐々に熱を帯びていき――。
片思いの殻をこじ開けられる、溶けるようなときめきの恋。
そろそろ2024年上半期のBEST BL決めないとな…と思ってます。
今年も本当に豊作…。決める前に2024年終わりそうです。
それではまたvol.4でお会いしましょう〜!
PROFILE
NEWS
配信シングル
「もしももう一度恋をするのなら」
2024.9.18 release
ABEMA『さよならプロポーズ via ギリシャ』テーマソング
ヒグチアイ、2024 年第二弾となるデジタルシングルは、過去 2 シーズン放送され、20-30 代女性に圧倒的に支持される ABEMA の人気恋愛番組『さよならプロポーズ』の新シリーズテーマソングに書き下ろした新曲「もしももう一度恋をするのなら」!
“結婚したい“そんな思いを持ち長く付き合いながらも結婚に踏み切れない「理由」があるカップルがお互いの様々な悩みや不安・将来像について改めて真剣に考え、参加者全員が自分にとって最良の選択を選べるよう見守っていく結婚決断リアリティ番組を、こちらも 20-30代女性から支持されるシンガーソングライター・ヒグチアイが、心の機微や感情を見事に表現した楽曲でドラマチックに昇華させます。
ABEMAの人気番組新シリーズで、多くの視聴者の共感を呼ぶこと必至のラブソング!
■ヒグチアイ 配信シングル「もしももう一度恋をするのなら」
https://lnk.to/mosikoi
■ABEMA『さよならプロポーズ via ギリシャ』
https://abema.tv/video/episode/90-1303_s3_p501
オールタイムベストワンマンライブ情報
"元気じゃなくてもまた会いましょう"
■2024年12月14日(土) 開場17:00/開演18:00
会場:東京国際フォーラム ホールC
チケット:前売 6,800円(税込)
*U-22 当日1,000円キャッシュバック有
info:SOGO TOKYO
【チケット一般発売中】
■e+:https://eplus.jp/higuchiai/
■ぴあ:https://w.pia.jp/t/higuchiai-t/
■ローソン:https://l-tike.com/higuchiai/
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