大江戸恋情本繁昌記 ~天の地本~

著者: ゆうきりん  イラスト: AiLeen  ※5月22日(水)14:00~5月25日(土)23:59までの間にご注文完了で『ポイント5%UP』  文庫 一般

大江戸恋情本繁昌記 ~天の地本~

価格: 737 (税込)

発売日:
2024年03月18日
商品番号:
G0100200002000161147
出版社:
集英社 
レーベル:
集英社オレンジ文庫 
在庫:
あり
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商品説明

  • 令和の編集女子は、江戸時代でもベストセラーを目指します!

    エンタメ小説の若手編集女子である小桜天(そら)は、数人の担当作家を抱えて忙しくも充実した毎日を送っていた。
    ある日、浅草での打ち合わせの帰り、編集部とトラブルになっていた大御所作家・瓦崎と出くわし、もみ合いとなってトラックに轢かれてしまう。
    だが、気づけば天はひとり、時代劇のセットのような場所にいた。目の前には雷門があるから、浅草には違いない。
    しかしリアルすぎる。混乱した天は、通りかかった侍、遠野伊織に拾われ、おふゆという三味線の女師匠に預けられる。どうやらここは本当に江戸時代らしいが、天は、明晰夢だと考えることで、なんとか正気を保つ。
    しかし、どこまでもリアルな夢の中では、暑さ寒さも感じるし、腹も減る。それはつまり、なんとかして生きて行かねばならないということだ。おふゆに世話になりながらその術を探す内、この時代の本作りに興味を持った天は、遠野伊織に頼んで江戸の出版社である「地本問屋」を見学させてもらう。
    縁あってそこで働くこととなったものの、仕事にも慣れた頃、突然、主人が店を畳むと言い出した。一難去って、というやつだったが、店の株を伊織が買い上げ、彼が新しい主人となる。己の句集を出したいだけの伊織に、強引に雇われ店主に据えられた天は、おふゆに小説(戯作)の才能があることを見抜き、令和で鍛えた編集の知恵と腕で、彼女の本を出そうと奔走するのだが――。

    江戸の女たちと共に逞しく生きる令和の編集女子を描く、大江戸お仕事小説、ここに開幕!


    目次

    第壱話 雷門天狗娘
    第弐話 江戸の書店
    第参話 蟷螂同心 山上弥一郎
    第四話 新たな主
    第伍話 女北斎
    第六話 草紙狂騒
    第七話 恋情本『転生御七振袖纏』



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