商品説明

• ナカに出して、花に殺される前に――
  片恋を募らせる、人のいい郵便配達員×"身体に"秘密を纏う花屋店主
  "花の病と秘密"が紡ぐ至極の純愛譚。
  
  月に数回、道端に不定期に開く小さな花屋。
  季節を問わず様々な花を置くこの店の店主・茅の花にも勝る不思議な魅力にすっかり心射抜かれてしまった郵便配達員の千陽は、片思いをしてもうすぐ二年になる。
  
  そろそろ想いを伝える覚悟を決めようと思っていた頃、配達に訪ねた茅の家で、花を栽培してる形跡がない庭に違和感を抱く。
  そんな矢先、家の奥からの尋常じゃない物音に慌てて向かうと、そこにはおびただしい数の花を身体に纏った茅がいて――…。
  
  「"ヒバナ症"っていってね…
  花が生えてきちゃう、ビョーキ」
  
  

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• 出版社様コメント♪

  ミギノヤギ先生待望の新刊は、「花の病と秘密」を少しの非日常さと不穏さが混ざりあいながらも温もりに溢れた純愛でまとめ描く、ファンタジーテイストのお話です。
  攻である人のいい千陽、受の"身体に"秘密をまとう茅、考え方も行動も違うふたりが出会い影響されあっていく様にご注目いただけると嬉しいです！
  カバーデザインからも伝わるようにミギノヤギ先生の圧巻の世界観、絵の美麗さは今作も健在！
  ぜひお楽しみください。