『その肌の熱さをおぼえてる』発売記念 ジョゼ先生インタビュー特設ページ

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インタビュー

ペンネームに由来がありましたら、教えてください。

好きな本のタイトルから拝借してサークル名として使っていたのですが、 デビューの際にペンネームがなかったのでそのままそれが名前になりました。

新作『その肌の熱さをおぼえてる』は、どのようなきっかけで生まれたのでしょうか?

締切明けに呼び出されて朝まで居酒屋で友人の愚痴に付き合った時に、攻の兄・奏のエピソードを思いついたのがきっかけです。

新作『その肌の熱さをおぼえてる』は、どんな物語でしょうか?紹介お願いします!

自分の兄に何年も片想いをしている年上の幼馴染み・幸太郎への恋心を自覚しつつも、今の関係を壊すまいとふるまってきた攻・弦があることをきっかけに幸太郎との関係を見直し、変化を求めるお話です。
攻も受も片想いをこじらせています。

今作の読みどころやお好きなシーンのご紹介をお願いします。

6話の水族館のシーンです。
少し低い温度の空間で手をつないで肌の温度を確かめる、ロマンティックなシーンになったと思います。

主要なキャラクターの誕生秘話やキャラ設定への思い入れなどをお聞かせください。
名前の由来なども、お聞かせいただけますと嬉しいです。

近ければ近いほどままならない想いがあると思っているので、兄弟・幼馴染みという関係の3人にしました。
主人公ふたりの名前はお互いに呼んだ時の響きを重視してつけています。
「弦ちゃん」という響きはかわいいし、「幸太郎」は柔らかくて愛おしさがにじむ音だと思っています。

メインカップルのご紹介と彼らを描く上で、大切にされたことや、こだわられたことがありますか?

苦労性の美形美容師の攻・弦と、自分に向けられる感情に鈍感な無自覚小悪魔童貞の受・幸太郎です。
弦の方が少し大人びたキャラクターだったので、年上の幸太郎がちゃんと年上に見えるように気を付けました。
また、弦の方もかわいい年下感もあることを忘れないようにしていました。

キャラクターの個性も読みどころの一つだと思います。
彼らのスタイルに、テーマやこだわりがありましたら、教えてください。

攻の弦はかっこいい今時の美容師さんという設定だったので、こなれた感じを出しつつ私の好みでオーバーサイズの服を着せていました。
また、お世話になっている美容師さんも参考にさせていただきました。
受の幸太郎は某良品系を意識していました。

苦労された点や楽しかった点はどんなところでしょうか?

幸太郎は弦に対して無自覚に結構ひどいことを言ったりやったりするので、読者の方に嫌われないためにはどうしたらいいだろう?と常に悩みながら描いていました。バランスをとるのが難しかったです。
各キャラダメなところもいっぱいあるのですが、そんなところもかわいがっていただけると嬉しいです。

お気に入りのキャラクターや描き(動かし)やすい、または思い通りにならないなど、キャラクターで違いがありますか?

弦の兄・奏は言動から何からストレートなので動かしやすかったです。
だからこそ彼は主人公二人から色々な憧れを抱かれる存在になったのだと思います。

執筆中のエピソードや裏話などはございますか?

弦の睫毛を控え目に描いた時に担当さんに「もっと長くしてください」と言われたのがとても印象に残っています。

BLで萌えるシチュエーションやお好きなキャラクター設定をお聞かせください。

睫毛の影が頬に落ちているのを見て「ああ、こいつ睫毛が長いな」と相手の美しさに感動するお約束が、ふたりの距離感や温度感を感じてとても好きです。
今後も睫毛の長いキャラクターを沢山描いていけたらと思います!

今後の作品でチャレンジしたいテーマやモチーフはありますか?

生きるとか死ぬとかパーソナリティとかセクシャリティとか色んな事についてごちゃごちゃと考えを巡らせる思春期とアラサーのお話にチャレンジしたいです。
あと修正のいらないエロ表現について突き詰めていきたいと思っています。

読者様にメッセージをお願いします。

最後までインタビューにお付き合いいただきありがとうございます。
じりじりと関係性が変化していくふたりを応援していただけたら嬉しいです!
作中に幼稚園~高校生の弦が出てきます。ぜひ探してみてください。
楽しんでいただけますように。

その肌の熱さをおぼえてる

ジョゼ

白泉社/花丸コミックス・プレミアム

発売日:2022年1月31日

STORY

不毛な恋をしている、もう長いこと。
兄を好きだというこの人に――
一途な年下美形美容師×天然魔性な年上地味顔男子の、一方通行、幼馴染みラブ!

「あの日の相手は”オレ”だよって言ったらどうする?」

美容師の弦は、自分の兄・奏を好きだという年上の幼馴染みの幸太郎に想いを寄せていた。
ある夜、酔いすぎた幸太郎とホテルで一夜を共にした弦は、自分にも可能性があるかもしれないと浮き足立つ。
ところが、幸太郎は兄の奏と寝たと勘違いしていたのだった。
奏と間違えられるなんて慣れっこな弦だったが、熱を感じ合った一夜までも勘違いされていたと知って―――

出版社様コメント

ジョゼ先生の最新刊は、一途な年下美形美容師と天然魔性な年上男子の大人の片想いが胸に迫る、幼馴染みラブストーリー。 モテ街道の真ん中をゆく美形オシャレ美容師の弦は、自分の兄に長年想いを寄せている地味顔童貞の幼馴染み・幸太郎に、不毛な片想いをしています。ある日そんな弦にもチャンスがめぐってきて!? という展開からの、弦の恋する気持ちの行き詰まりが切なく、幼馴染みならではの距離感と恋との線引きにとまどう幸太郎にも共感。 二人の想いの行く末を、ドキドキしながら見守っていただけたらと思います! 弦の美容師ならではの、ファッションやヘアスタイルも見どころの一つです! オシャレで美形でかっこよくて、でもとびきり一途で、とびきり可愛い年下攻めがお好きな方はぜひお手に取ってください!

お試し読み一部公開!

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