『熱砂のロイヤルアルファと孤高のつがい』発売記念 ゆりの菜櫻先生インタビュー

大人気<アルファとつがい>シリーズ
スピンオフが登場!

『熱砂のロイヤルアルファと孤高のつがい』発売記念 ゆりの菜櫻先生インタビュー

インタビュー

ペンネームに由来がありましたら、教えてください。

ペンネームは花、草と色をイメージしています。
『ゆり=ユリ・白』『の=野・黄緑』『菜=菜の花・黄』『櫻=サクラ・薄桃色』です。

新作『熱砂のロイヤルアルファと孤高のつがい』は、どんな物語でしょうか?
シリーズ続編でしたら、その辺りもチラリご紹介お願いします!

まず、アルファの上のバース、エクストラ・アルファが存在する世界観で展開しています。
今回の主人公の倉持健司は、警察庁、バース課、特別管理官のエリートです。
シリーズ『腹黒アルファと運命のつがい』で、主人公の将臣を裏切り、そして『スパダリアルファと新婚のつがい』では、その裏で武信を陥れるため画策し、いろいろと謎の多かった倉持ですが、今回、この2作品の裏で、彼がどう動いていたかをしっかり明かしていこうと思っています。
もちろん前作を読んでいない方にも、警察もの×オメガバースとして楽しんでいただけると嬉しいです。

メインキャラクターは、どんな二人(攻めと受け)ですか?

◆攻め◆
カーディフ・ラフィータ・ビン・ラム・バルーシュ
アラブの一国サルージュ王国の第三王子。エクストラ・アルファ。
倉持を愛している。

◆受け◆
倉持健司
警察庁、バース課、特別管理官のエリート。アルファ。
信念を持って戦う男。愛は今はいらない。

愛を貫き通したいけど、相手のことを尊重するが上に、一歩引きさがってしまう。
じれったい恋愛を展開する二人です。

新作のタイトルは、どのようにお決めになりましたか?
腹黒⇒スパダリ⇒ロイヤルと進化を続ける攻めアルファに対するお気持ちも、あわせてお聞かせください。

タイトルはいつもとても悩みます。担当さんとタイトルを幾つも出して考えて…。
今回の『ロイヤルアルファ』の単語は担当さんが絞り出してくれたもので、
『孤高のつがい』は私が捻り出したフレーズでした。合作です。
『腹黒~』は主人公将臣の、まだ高校生ならではの『青くて、やがて黒歴史になるような言動』を表現する単語として採用しました。
『スパダリ~』はその将臣が高校時代から心身共に成長し、その言葉通り、いい男になったイメージを託しました。
元々、成長する攻めを書きたかったので、今回二冊に分けて書く機会を得ることができて、大変ありがたかったです。

新作の読みどころやお好きなシーンを教えてください。
みんなお待ちかねの倉持君の出番がありますか?

実は今回は『倉持君』が主人公のスピンオフなんです。
読みどころは、二つあって、その一つが、倉持のかっこよさをどこまでキープできるかという、私の葛藤(笑)。倉持は攻めではなく、受けなのですが、これまでの経歴等から見ても、とてもかっこいい設定なんです。
そのかっこいい彼が、受けとしてもかっこよくあってほしいというシーンがいっぱいあります。

もう一つは、カーディフと倉持の恋愛。
恋愛には程遠いと思いつつも、恋愛としかいいようのない関係。
お互いの(特に倉持の)恋愛感情が、ふとした言葉や態度に出てきます。
それをいろんな事件の合間に挟んでいますので、見逃さずに拾っていただけると嬉しいです。

ゆりの菜櫻先生にとっての【運命の番】とは?
エクストラ・アルファという希少種を創造されたきっかけなども伺えると嬉しいです。

『運命の番』は、切なくも、美しい関係で、どこか憧れます。
ただ、どうしても片方が亡くなってしまうと、残されたほうの悲しみがとてつもなく大きい気がして、やっぱりもっと図太い神経の関係のほうが、いいのかも…と真剣に考えたりします。

エクストラ・アルファを考えたきっかけは、何よりも強いバース、アルファを凌駕するようなバースがあると、ドラマチックだなぁと思ったことでしょうか。
そしてそんなに強いのに、愛してしまった相手には、自分の力はまったく通じず、簡単に殺されてしまう。
命を懸け、全身を捧げてつがいを愛する。強さと切なさを兼ね備えたバース。
攻めが全身全霊で受けを溺愛するのが好きなので、このバースは、私の中では必然的なものでした。

物語が進むにつれて、登場人物たちの関係性やそれぞれの性格も、変化や成長が感じられます。
ゆりの菜櫻先生の中で、巻を重ねるうちにキャラクターやプロットに変化や発見がありましたか?

あります。時々、『高校生の時はこんなことを言っていた子が立派になって…』と思うことも。
一冊で終わるストーリーですと、難しいのですが、元々、生身の人間と同じようにキャラが成長していく様子を描くのが好きです。
なので続刊が決まると、すかさず成長させます(笑)。

執筆中のエピソードや裏話などはございますか?

ここだけの話ですが(笑)、事件主軸にするか恋愛主軸するか、かなり迷いました。
今回は特に前作までの謎を明かすという目的もあるので、事件を主軸にしないと、という思いもありました。でも、途中で、ふと思ったのです。私がBLを読みたいのって、やっぱり男同士がいちゃいちゃしているのを、盗み見したいからで、そこに事件が発生しても、主軸はやっぱり恋愛だと。
そこから、大変な執筆作業が始まりました。書いては消し、書いては消し。
ギリギリのところまで恋愛で攻めてみました。でもやっぱり微調整は難しく、なかなか難航しました。
出来上がった時も、凄く不安でした。きちんと自分の目指している形ができているかと。
そんな時に――。
毎回、素敵なイラストを描いてくださるアヒル森下先生が、作品の感想をくださったのです。カーディフと倉持君に萌えてくださったとのことで、その感想が私の心の支えになりました。不安がパッと消えたんです。本当にアヒル森下先生、ありがとうございました。

作品を書かれる上で大切にされていることや心がけておられること、
意識しておられることはありますか?

意識しているのは、エンターテインメントです。
あと、作品としては、いつもどこかに笑いがあるようなものを目指しています。
読者様が『おい』って突っ込めるような作品を心がけていたり…。
それと、もう一つ、攻めだけでなく、受けも自分で考えて動くタイプであるように意識しています。
なので、私の書く受けは強い子が多いです。

今後の作品でチャレンジしたいテーマやモチーフはありますか?

時代物(西洋もの)。外人×外人も好きなので、いつか既刊『摩天楼に眠る獅子』のようなストーリーをまた書きたいです。
あと、久々に今ファンタジー熱が出てるので、ドラマティックなファンタジーが書きたいです。
モチーフとしては、エッセイも書いてみたいです。小学生の頃から遠藤周作先生の『狐狸庵先生シリーズ』が大好きでエッセイはとても身近な文学の一つでした。実はこちらはもうnoteで書き始めてます(笑)。

BLで萌えるシチュエーションやお好きなキャラクター設定をお聞かせください。

終始一貫、溺愛俺様攻め×ツンデレ美人受け。
好きなキャラクター設定は、理由がある悪役。特にそれが国王だったり騎士だったり、中世風だと堪りません。

気分転換やリフレッシュの方法、癒しのアイテムなど、教えてください。

ワンコをもふもふ。映画鑑賞。何もしないでぼぉっとする等。

読者様にメッセージをお願いします。

こんにちは、または初めまして、ゆりの菜櫻です。
今回は、リクエストが多かった倉持君の秘密に迫りました。秘密と言っても、今まで、裏でどんな行動をしていたのかを明らかにした感じになります。
いろんな角度から、倉持特別管理官の動きを、皆さんで監視していただければ嬉しいです(笑)。
今回で、時間軸では、将臣の主人公サイドと裏で画策する倉持サイドが同列になりました。
(番外編の将臣と聖也の子供、双子ちゃんの話はもう少し先の未来なので、それは例外ということで)
これから先、将臣と倉持の接点が増えてくるのではないかと思います。
まずは今作、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
コミコミスタジオ様、このたびは、このような機会をありがとうございました。
また、ここまでお付き合いくださった皆様、ありがとうございました。
『熱砂のロイヤルアルファと孤高のつがい』を少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。

作品紹介

熱砂のロイヤルアルファと孤高のつがい

さあ、おとなしく私を受け入れろ

STORY

熱砂のロイヤルアルファと孤高のつがい

警視庁バース課・特別管理官、倉持健司。
超エリートアルファの彼の悩みの種はサルージュ王国・第三王子、カーディフだ。

つがいと決めた相手ならどんなバースでもオメガに変異させることができる、
エクストラ・アルファのカーディフは、一年前、国際会議で出会った倉持を
『運命のつがい』と直感、以来、倉持が私怨を抱く東條グループ絡みの情報をちらつかせては、
その肉体をもてあそぶのだ。

そんな折、またもや東條家に絡んだ事件が…。

出版社様コメント

大好評≪アルファとつがい≫シリーズのスピンオフです。『腹黒アルファと運命のつがい』で脇キャラながら絶大な人気を誇った、あの倉持君がついに主役に!
しかもお相手はなんとアラブの王子様。男前でかっこいい、全然“運命の花嫁”じゃない倉持が、策士な王子の執愛にどう絆されていくのか…そこが見所です。お楽しみに!

特典情報

コミコミ特典アヒル森下先生 イラストカード

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出版社ペーパー

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©️ゆりの菜櫻/アヒル森下/シーラボ/三交社

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