STORY
夏、コンサートを控え遠出できない館原と過ごすため軽井沢から東京にやってきた吹野。館原のマンションで寝食を共にし、彼の音楽をそばで感じ、蜜月に近い日々を送る。だが人の多い環境で、吹野は自身のコンプレックスと改めて向き合うことになる。恋にも刺繍の仕事にも自信を持てない吹野をもどかしく思う館原は......?
天才ヴァイオリニスト館原と音のない世界で生きる吹野の恋。「バイオリニストの刺繍」続篇!!
出版社様コメント
前作「バイオリニストの刺繍」のラストシーンから約3ヶ月後の続篇になります。吹野が、館原と一緒にいるために葛藤を乗り越えていく姿に胸が熱くなりますよ。ツンすぎる吹野がどうやってデレていくか、ぜひ見守ってください。館原は相変わらず恋に浮かれっぱなしで、一生このままでいてほしいです(笑)。