俺の旦那さん。抱いて、ください
結婚生活五年目の秋。
佐和紀は世話係の知世をカタギに戻すことにした。
知世は兄・貴和と縁を切る決意を固め大滝組を去るが、そのまま行方知れずに。
折りしも天敵・由紀子が北関東に流れつき貴和と繋がっているとの噂が届き一気に走る緊張感。
知らぬ間に嵐が忍び寄っていた。
一命はとりとめたもののボロボロになった知世の姿に、佐和紀はケジメをつけるべくカチコミに行く。
そして目をそむけ続けてきた己の過去と向き合うことに…。
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出版社様おすすめコメント♪
仁義なき嫁シリーズ最新作です。
シリーズ通算十八冊目、第二部のラストとなる本作では周平と佐和紀のあいだにかつてない緊張感が走ります…が、ふたりの強い絆はきっとそんなものじゃびくともしないはず。
そして次第に見えてくる佐和紀の過去――これもめっちゃ気になります。
相変わらず佐和紀ファーストでせつない岡村も良き働きをしてくれます。