商品説明

• それは生きるための物語
  
  僕たちは近づくことを望んだ。
  僕の方がずっと年上だったから、同じ時を過ごせるように。
  僕の方がずっと体が大きかったから、手を握って歩けるように。
  君とおしゃべりができるように。
  抱き締め合えるように。
  助けられるように。
  僕の想いは、随分前から恋だった。
  君を置いていけるわけがない。
  主なしでは生きられない人形なら、終わりを君と一緒にできる。
  アメジストの目から見るご主人様との日々は、今まで以上にきらきらしていた。
  
  ≪あらすじ≫
  「僕は人形になったんだなぁって。右手のこの印（しるし）を見ると、嬉しくなるんです」
  
  ウルマフルルと貴女は、人形とマスター、そして初々しい恋人たちとして新しい暮らしを楽しんでいた。
  そんなある日、突然咳が止まらなくなったウルマフルルが黒い水を吐いた。
  
  心配になった貴女とウルマフルルは、魂の器とした〈人形〉の作り主である人形師アヌンナキのアトリエを訪ねる。
  しかしウルマフルルの体を調べたアヌンナキに、自分が作った人形ではないと言われ……。
  
  ≪収録内容≫
  01. ぱたぱた尻尾の朝
  02. 草と土とお日様と
  03. ご主人様の匂い
  04. 黒い水
  05. 大好きだから
  06. 悪夢
  07. 絆
  08. みんなみんなしあわせ
  
  ≪キャラクター紹介≫
  名前：ウルマフルル（Urmahlullu）
  年齢：不詳
  身長：192cm
  体重：84kg
  風貌：ブラックホワイトの髪。アメジストの瞳。獣人ボディで耳と尻尾がある。
  
  元は魔獣で、貴女の父から託されて長年貴女を守り続けてきた。
  自身の寿命が近いことを悟り、貴女と契約して人形となる。
  新しい体では貴女と会話できるのが嬉しくてたまらないが、言葉はたどたどしい。忠実な淫獣。
  
  ≪キャスト≫
  堀川忍